知っていますか?腎臓病について
慢性腎臓病(CKD)について
腎臓病には、とても多くの種類があります。そのなかでも慢性腎臓病は、日本人の8人に1人が患っており、新しい国民病とも言われています。慢性腎臓病には、糖尿病性腎症・慢性糸球体腎炎・腎硬化症などがあります。腎臓の働き(腎機能)がゆっくり低下し、末期まで症状がないことがほとんどです。むくみや息切れなどの症状が出てから受診し、医師から「腎臓が働いていない。透析が必要」と言われる方もおられます。健診結果で腎機能の異常があった場合は、症状がなくても早めに受診し、医師に相談しましょう。
<健診結果>
尿たんぱく ー(陰性) | 正常 |
---|---|
尿たんぱく +(陽性) |
受診が必要 |
eGFR値 60以上 | 正常 |
eGFR値 60未満 |
受診が必要 |
世界腎臓デーについて
腎臓病は、自覚症状がなくても早期発見・早期治療開始が大切
腎臓病治療の大切さを広く認知してもらうことを目的に、2006年に国際腎臓学会と腎臓財団国際協会によって毎年3月の第2木曜日を「世界腎臓デー」と定めました。
腎臓病は、自覚症状が乏しく、進行すると人工透析が必要になるため管理が必要な病気です。
しかし、腎臓病についてあまり知られていないことから、尿たんぱくが+(陽性)やeGFR値60未満であっても受診しない方が多いです。
腎臓病の初期段階で治療や生活改善を行うことで、治ったり・悪化防止ができます。早期に腎臓病を発見し治療を開始するためにも、毎年健診を受けて体の状態を確認しましょう。
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