ロタウイルスワクチン

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ページ番号1002643  更新日 2023年4月8日

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お知らせ

予防接種の法令改正により、令和2年10月1日より、定期予防接種となりました。

注意事項

以下に該当する人は、ロタウイルスワクチンの接種をうけることができません。

  • 腸重積症の既往歴のあることが明らかな人
  • 先天性消化管障害を有する人 その治療が完了した人を除く
  • 重症複合免疫不全症の所見が認められる人

病気の説明

ロタウイルス胃腸炎は、感染力が非常に強く、激しい下痢や嘔吐を起こします。入院や、合併症を起こすこともあります。生後、すぐに感染する場合もあるので、ワクチンの接種は、早い時期に完了させます。

ワクチンの説明

ロタウイルスワクチンは2種類あり、どちらも飲むタイプの生ワクチンです。医療機関で相談し、どちらかのワクチンを選んでください。2種類とも、効果や安全性に差はありませんが、接種回数が異なります。特別な事情がない限り、途中で種類の変更はできませんので、最初に接種したワクチンを2回目以降も接種します。どちらのワクチンも、ロタウイルス胃腸炎の発症を7〜8割減らし、入院するような重症化は、そのほとんどが予防できます。

接種時期と回数

ワクチン名

ロタテックR

ロタリックスR

接種時期 出生6週0日後*から出生32週0日後
※標準的には、初回接種を生後2か月から出生14週6日後までにします。
出生6週0日*後から出生24週0日後
※標準的には、初回接種を生後2か月から出生14週6日後までにします。
接種回数 3回接種(27日以上の間隔をあける) 2回接種(27日以上の間隔をあける)

接種後、特に注意する事

どちらのワクチンも、接種後(特に1~2週間)は腸重積症(後述)の症状に注意し、症状が見られた際には、すみやかに接種した医療機関を受診してください。

*出生〇週●日後:出生日の翌日を1日として算出します。
例)出生14週6日後;生まれてから15回目の、生まれた日と同じ曜日の1日前

腸重積症について

腸重積症とは、腸管に腸管が入り込み、腸が閉塞状態になることです(下図)。ワクチン接種後1週間程度、腸重積の発症が、わずかですが上がる可能性が知られています。0歳児の場合、ロタウイルスワクチンを接種しなくても起こることがある病気なので、ワクチンを接種しなくても注意が必要です。もともと、3〜4か月ぐらいから月齢が上がるにつれて多くなる病気(下のグラフ)ですので、早めにワクチンを接種完了しましょう。以下のような症状が現れた場合は、早く受診することが重要です。

イラスト:腸重積症(腸が閉塞状態になっている様子)

グラフ:日本人小児の月齢別腸重積症の患者分布

腸重積症は、手術が必要になることもありますが、発症後、すぐに治療すれば、ほとんどの場合、手術をせずに治療できます。以下のような症状が見られた場合は、すみやかに医療機関を受診してください。

  • 突然激しく泣く
  • 機嫌が良かったり不機嫌になったりを繰り返す
  • 嘔吐を繰り返す
  • ぐったりして顔色が悪くなる
  • 血便がでる

他の医療機関を受診する場合は、必ずこのワクチンを接種したことを医師などに伝えてください。

接種場所

協力医療機関で接種となります。(個別接種)

詳しい情報は次のページへ

このページに関するお問い合わせ

健康福祉課
〒932-0821 富山県小矢部市鷲島15番地
電話番号:0766-67-8605/0766-67-8606
ファクス:0766-67-8602
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。