風水害への備え
1事前の備え
令和5年7月12日、富山県で初となる「線状降水帯」により市内でも豪雨災害が発生しました。
自然災害の発生は頻発化・激甚化しています。災害が発生してから避難行動等を取ることは難しく、大変危険です。
風水害は、事前に対策を取ることが出来ます。以下を参考に、災害に備えて日頃から準備を進めましょう。
①災害リスクを確認する
ハザードマップ等を活用して、浸水・土砂災害の起きやすい場所(災害リスク)を把握することで、安全な場所の確認や避難するタイミングの検討に繋がります。災害発生時には落ち着いて行動することができ、自分や家族の命を守ることになりますので、災害リスクの確認をしてみましょう。
※ハザードマップは、市ホームページでも掲載しています。
②避難場所・経路を確認する
最寄りの安全な避難場所・避難所(知人・親戚宅、ホテル、自宅を含む)や安全に避難することが出来る経路を決めておきましょう。
③マイ・タイムラインを作成する
危険な箇所や避難するタイミング、避難場所・避難所、避難経路を確認したら、マイ・タイムラインを作成してみましょう。マイ・タイムラインは、大雨や台風による水害時に備えて、自分自身が「いつ」「何をするのか」を時系列的に整理した一人ひとりの防災行動計画です。
④家庭備蓄を行う
ライフラインが停止した場合や避難する際の持ち出し品として、各家庭でも普段から備蓄を行いましょう。最低3日分、できれば1週間分の備蓄食を備えておきましょう。
家庭で備蓄を行う場合は、「ローリングストック」という方法もあります。
ローリングストックとは、普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足していく方法です。常に一定量の備蓄がされている状態を保つことが出来ます。活用してみてください。
⑤気象情報に注意する
風水害は事前に対策を取ることが可能です。事前の備えには、天気予報や気象情報など情報収集が大切です。情報収集ができれば市の避難情報を待たず、状況に応じて避難することにも繋がります。
災害に備えて役立つ情報サイトを以下リンク先にまとめてありますので、参考にしてください。
2家庭でできる水防対策
風水害に備えて家庭できる対策も多くあります。上図に対策の一例を表示しました。参考にしてください。
また、浸水のおそれがある場合は、対策として「土のう」を設置することで雨水の家屋内への侵入を抑えることが出来ます。
※「土のう」がない場合も家庭にあるものを工夫することで、浸水を抑えることが出来ます。代表的なものを以下のとおり紹介します。
①ゴミ袋(簡易水のう)と段ボールを使った工法
②ポリタンクとレジャーシートを使った工法
③プランターとレジャーシートを使った工法
令和5年7月12日の豪雨災害時には、布団を使って浸水を最小限に食い止めた報告もあります。
3避難について
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