地震に対する備え

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1005288  更新日 2023年10月30日

印刷大きな文字で印刷

1活断層について

地震被害が比較的少ない富山県ですが、大きな地震が発生する可能性があります。

県内には、過去に地震を繰り返し起こし、将来も地震を起こす可能性のある断層(活断層)がいくつも存在しています。小矢部市周辺にも断層が存在し、大地震が発生する可能性があります。

小矢部市周辺の主な断層は次のとおりです。

 

小矢部市周辺の断層帯

震源となる断層帯

マグニチュード

市内の最大震度

発生リスクの相対的評価

砺波平野断層帯西部

(石動断層を含む)

M7.2

震度7

A(やや高い)

砺波平野断層帯東部

M7.0

震度6弱

S(高い)

邑知潟断層帯

M7.6

震度7

A(やや高い)

呉羽山断層帯

M7.4

震度6強

S(高い)

森本・富樫断層帯

M7.2

震度6強

S(高い)

 

2被害想定

富山県では、大きな被害が想定される4つの断層帯について、平成29年度に被害想定調査を実施しています。

小矢部市内の被害想定は以下のとおりです。

地震による小矢部市の被害想定

主な震源となる断層帯

全壊(棟)

半壊(棟)

死者(棟)

負傷者(棟)

砺波平野断層帯西部
(石動断層を含む)

5,237

7,048

150

1,189

邑知潟断層帯

11,331

5,488

354

1,664

呉羽山断層帯

34

10,239

1

673

森本・富樫断層帯

894

4,345

19

470

3地震発生時の行動

①発生時

揺れや緊急地震速報を見聞きした場合、次の行動をとってください。

  • 頭を保護しながら、大きな家具から離れて丈夫な机の下などに隠れる
  • 閉じ込められる恐れがある場合は、ドアや扉を開けて避難路を確保する(揺れが大きい場合は無理をしない。ケガするおそれがあります)
  • 揺れ出す前に火を消せるときは火の始末(火元から離れている場合や揺れが大きい時は、ケガするおそれがあります。無理に動かない)
あわてて外に飛び出さず、無理な行動をせず、まずは命を守る行動を第一にとってください!

 

②発生直後

揺れがおさまったあとは次の行動をしてください。

  • 火がついている場合は、あわてずに火を始末する
  • 近くにいる人(家の中にいる人)の状況を確認する
  • 家の中の火災を確認する(※出火している場合は、初期消火をしましょう)
揺れがおさまったら、余震や散乱物に注意しながら周囲の状況を確認してください!

③地域の集合場所へ避難

自宅等の状況を確認したあとは次の行動をとってください。

  • 隣近所の安全確認をする(可能な限り初期消火、救出・救助をしましょう)
  • 災害情報や避難情報など情報収集を行う
  • 非常持ち出し袋を持ち、あらかじめ決めている地域の集合場所へ徒歩で避難する
  • 近所にいる自力で避難が難しい方(避難行動要支援者)の避難に協力する

※避難する際には、ガスの漏えいや通電火災を防ぐため「ガスの元栓を閉める」、「電気のブレーカーを落とす」作業をしてください。

隣近所の方と協力して、余震や散乱物に注意しながら自治会で決めた集合場所へ避難してください!

④集会場所への避難後

地域の集合場所へ避難したあと、次の行動をとってください。

  • 安否確認を行う(逃げ遅れている人がいる場合はできる限り救助・救出を行う)
  • 火災等で集合場所も危険な場合は緊急避難場所などへ避難する
  • 自宅が倒壊するおそれがなく、数日間生活できる場合は「在宅避難」する

※大きな余震(本震)が発生した場合、1回目の揺れでは倒壊など被害がない場合でも倒壊する可能性があります。「在宅避難」する際は、自宅を十分に確認した後に余震でも倒壊しない場合に実施してください。

  • 自宅での生活ができない場合は「避難所」へ避難する
地域の集合場所に避難したあとは、各自の状況に応じた避難先を検討しましょう!

 

4地震に備えて

①耐震化の検討

大地震が発生すると、建物倒壊などにより人命や生活環境を失うなど大きな被害が伴います。少しでも被害を減らすために、建物の耐震化や家具の転倒防止をご検討ください。

建物の安全性を高めることは被害を減らすことにつながります。富山県では木造住宅の「耐震診断」「耐震改修」に対する補助を行っています。ぜひ活用ください。

詳細は市ホームページや富山県ホームページに掲載されていますので、ご覧ください。

 

②備蓄品の確保

災害発生直後は、救援物資が被災者に十分に行き渡らない場合があります。また、市などが行う公的備蓄では、アレルギー対応や高齢者・乳幼児対応などすべての方に沿った備蓄ができない場合があります。

そこで、各家庭で最低3日分以上の備蓄を行うことが重要です。

 

備蓄品の例を紹介します

  • 飲料水(大人1人1日あたり3リットルが目安です)
  • 食料(食べる人に合わせて離乳食、粉ミルク、お粥なども備蓄する)
  • 燃料(カッセトコンロ、カッセトボンベなど)
  • 簡易トイレ、トイレットペーパー
  • 電池式ラジオ
  • 救急用品(絆創膏、ガーゼ、常備薬など)
  • 衣類

備蓄品は各家庭によって異なります。一度家族で話し合ってみましょう!

 

飲料水や食品の備蓄では、「ローリングストック」がおすすめです。

備蓄する上で大きな課題となる「定期的な備蓄数量の把握」や「賞味期限前の商品更新」の解消になります。

 

ローリングストックとは、次の工程を繰り返しながら備蓄する方法です。常に一定数量を家庭で無理なく備蓄することができます。ぜひ活用ください。

①日頃から使用している食品を多めに確保する(備える)

②定期的に日常で消費する(食べる)

③使った分だけ買い足す(補充する)

 

添付ファイル

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

総務課
〒932-8611 富山県小矢部市本町1番1号
電話番号:0766-67-1760
ファクス:0766-68-2171
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。