マイ・タイムラインについて

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ページ番号1005263  更新日 2023年10月20日

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マイ・タイムラインとは

マイ・タイムラインは、大雨や台風による水害時に備えて、自分自身が「いつ」「何をするのか」を時系列的に整理した一人ひとりの防災行動計画です。

マイ・タイムラインを作成することで、災害時の行動がイメージすることができ、いざという時に落ち着いて避難することにつながります。

 

※マイ・タイムラインは行動の目安であり、災害によっては想定どおりに進行するとは限りません。

※災害発生時に市が指定する避難所についても、マイ・タイムラインで避難先とした避難所が開設されない場合もあります。

※災害発生時は、気象情報や防災、避難情報を収集して臨機応変に行動してください。

作成前の確認事項

マイ・タイムライン作成の前に以下のことを確認ください。

①警戒レベルを理解する

警戒レベルは、直感的に災害発生の危険度を理解し、適切な避難行動につなげるために、市などが配信する防災情報を5段階の数字で表示しているものです。

 

防災気象情報と警戒レベル
気象庁ホームページ「防災気象情報と警戒レベル」より

 

市から配信する避難指示などの「避難情報」だけでなく、天気予報等でもよく聞く警報・注意報などの「気象情報」も警戒レベルで危険度を分けることができます。

警戒レベルの仕組みだけでなく、どのような情報が避難判断に役立つ情報かも合わせて覚えましょう。

※災害発生時または切迫時にどんな情報を収集するか考える際に役立ちます!

②避難行動を確認する

市が指定する避難所へ行くことだけが避難ではありません。以下の場合も場合によっては避難先になります。
  1. 安全な場所にある親戚・知人宅への避難
  2. 安全な場所にあるホテル等への避難(※別途宿泊費がかかります)
  3. 自宅の安全が確保されている場合は屋内安全確保(在宅避難)

 

自宅の安全が確保されている場合は次のとおりです。

①ハザードマップで洪水により家屋が倒壊する「家屋倒壊等氾濫想定区域」に該当しない

②自宅(居室)が浸水する高さよりも高い位置にある

③水が引くまで生活ができるだけの備蓄がある

 

「避難行動判定フロー図」(内閣府)も参考に確認してください。

マイ・タイムラインの作成方法

富山県で作成したマイ・タイムラインの記入例です。

マイ・タイムライン記載例
富山県ホームページ「ふるさと富山 風水害 防災ハンドブック」より

富山県版マイ・タイムラインの記入様式及び記入例を以下に添付しますので、各自で印刷してご利用ください。

ステップ1 ハザードマップで自宅周辺の災害リスクや危険個所を確認する

まずは、自宅周辺が洪水、土砂災害が起きやすい地域なのか把握しましょう。

安全な場所の確認や避難先、避難経路、避難のタイミングを検討することにつながります。

 

把握にはハザードマップが有効です。

「浸水する高さ(浸水深)」「洪水により家屋が壊れてしまうエリア(家屋倒壊等氾濫想定区域)」「土砂災害が発生しやすいエリア(土砂災害警戒区域)」「指定避難場所・避難所」などを確認しましょう

 


ステップ2 避難先や避難経路を考える

ステップ1で確認した点や事前確認した避難行動などを踏まえて、「避難することができる安全な場所や経路」を考えましょう。

 

ステップ3 避難するタイミングを検討する

避難先や避難経路が決まったら避難するタイミングを検討しましょう。

家族構成や避難先の距離、経路の状況によってタイミングが異なります。安全に避難ができるタイミングを家族で検討してください。

 

次のステップからは「マイ・タイムライン」の記入様式への作成になります。

 

ステップ4 警戒レベル1の場合の行動を考える

警戒レベル1は「早期注意情報」が気象庁から出ている場合です。

具体的には「台風が2~3日後に小矢部市へ接近する予報が出ているとき」「2~3日後に大雨になる予報が出ているとき」などの場合です。

 

住民がとるべき行動は「今後の気象情報等に注意して心構えを高める」です。

 

具体的な行動例(※あくまで一例です)

  • 天気予報を確認する(【参考】気象庁「早期注意情報(警報級の可能性)」)
  • 台風の進路を確認する
  • 家の周辺を点検・補強する

 

ステップ5 警戒レベル2の場合の行動を考える

警戒レベル2は「注意報」が気象庁から出ている場合です。

具体的には「小矢部市に大雨(洪水)注意報が発令されているとき」「付近の河川が氾濫注意水位に達したとき」などの場合です。

 

住民がとるべき行動は「自らの避難行動を再確認する」です

 

具体的な行動例(※あくまで一例です)

  • 川の水位情報を確認する(【参考】国土交通省「川の防災情報」)
  • 雨雲レーダーを確認する(【参考】国土交通省「リアルタイムレーダー」気象庁「あなたの街の防災情報」)
  • 避難先、避難経路を再確認する

 

ステップ6 警戒レベル3の場合の行動を考える

警戒レベル3は「警報」(気象庁)や「高齢者等避難」(小矢部市)が発令している場合です。

具体的には「小矢部市に大雨(洪水)警報が発令されているとき」「付近の河川が避難判断水位に達したとき」「小矢部市から高齢者等避難が発令されたとき」などの場合です。

 

住民がとるべき行動は「危険な場所から高齢者等は避難」です。

※「高齢者等」の「等」には避難に時間がかかる人が含まれています。

 

具体的な行動例(※あくまで一例です)

  • 祖父母を連れて避難を開始する
  • 市からの避難情報を確認する(【参考】小矢部市ホームページ、防災・緊急メール、公式LINE)
  • 避難の準備を開始する

 

ステップ7 警戒レベル4の場合の行動を考える

警戒レベル4は小矢部市から「避難指示」が発令されている場合です。

具体的には「付近の河川が氾濫危険水位に達したとき」「住んでいる地域に土砂災害警戒情報が出たとき」「住んでいる地域に小矢部市から避難指示が発令されたとき」などの場合です。

 

住民がとるべき行動は「危険な場所から全員避難」です。

※警戒レベル5は災害が発生しているタイミングです。警戒レベル4までに必ず避難してください。

 

具体的な行動例(※あくまで一例です)

  • 避難を開始する
  • 自宅の安全が確認されたため自宅に留まる

 

ステップ8 警戒レベル5の場合の行動を考える

警戒レベル5は、災害が発生または切迫している場合です。

具体的には「付近の河川で氾濫が発生しているとき」「大雨特別警報が発令されているとき」「小矢部市から緊急安全確保が発令されているとき」などの場合です。

 

住民がとるべき行動は「命の危険 直ちに安全確保!」です。

 

具体的な行動例(※あくまで一例です)

  • 自宅や付近の建物で少しでも浸水しにくい高い場所へ移動する

 

作成は以上で終了です

 

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