認知症高齢者見守りネットワーク

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ページ番号1002512  更新日 2023年3月6日

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徘徊高齢者の捜索必要になった場合に、市にあらかじめ登録された協力事業所等の関係者に速やかに情報をファクス送信し、早期発見し、徘徊高齢者の生命・安全を守り、認知症の方やその家族を地域ぐるみで支援する体制の構築にとりくんでいます。

認知症高齢者見守りネットワーク構築について

小矢部市認知症高齢者見守りネットワーク運営会議

本市では、市健康福祉課(地域包括支援センター)、警察署、消防署、社会福祉協議会を中心として各機関それぞれに連なる関係団体等が認知症に対して共通認識をもち、日頃から認知症の方やその家族を見守る体制を構築しています。

平成20年8月に「小矢部市認知症高齢者見守りネットワーク運営会議」を設置しました。

第1回会議では、現状報告とともに委員の方より認知症高齢者の見守りネットワークについて、多様な意見や情報交換が交わされ、今後の事業展開に当たっての情報共有を行いました。

また、認知症高齢者の徘徊事案が発生した時に、協力事業所等関係者に速やかに情報を伝達し、早期に発見できる体制(見守りネットワーク)を構築することにより、徘徊高齢者の生命・安全を守り、認知症高齢者や家族を地域ぐるみで支援することを目的に、通常業務に支障がない範囲での捜索に協力いただける協力団体や事業所を登録しています。

現在のところ、コンビニやガソリンスタンドなどの団体を登録いただいています。

表:市健康福祉課(地域包括支援センター)、警察署、消防署、社会福祉協議会を中心とした各機関で構成される認知症高齢者見守りネットワーク運営会議

認知症高齢者徘徊見守り模擬訓練について

認知症高齢者の徘徊事案が発生した時に、家族や地域の方が安心して通報し、早期に発見・保護できるようにするため、関係者や地域の方の協力のもと、平成20年11月2日に「認知症高齢者徘徊見守り模擬訓練」を実施しました。

参加者には、認知症コーディネーターによる寸劇により、徘徊に気がついた時・発見した時の対応方法について学んでいただき、また、実際に徘徊事案が発生したことを想定した捜索活動を体験していただきました。

模擬訓練後に実施した座談会では「徘徊・行方不明者を早く捜索するには緊急連絡体制の設置が必要」「地域に隠すことなく、家族からの日頃から情報があれば周囲の協力が得やすい」「知らない人には声をかけづらかった」など多くの課題や感想が得られ、また、「捜索方向を振り分けて効率的に捜索した方が良いのでは?」など、貴重な意見等を得ることができました。

その他の活動事業について

認知症ケアの質の向上について
介護関係者に対する「認知症の人のためのケアマネジメントセンター方式基礎研修会」や認知症グループホームの職員による「グループホーム連絡調整会」等を実施し、認知症ケアに関わる者の資質の向上を図っています。

地域資源マップの作成について
認知症の本人や家族が必要なときに活用できる地域資源マップを、ホームページ上に公開し、広く情報提供しています。今後も地域資源を掘り起こしながら、今後も随時更新していきます。また、リーフレット等での提供も検討しています。

「物忘れ相談」窓口の設置
地域の医療機関、介護保険事業所等との連携のもと、早期発見・早期対応のために「物忘れ」について気軽に相談できる体制を整備します。

フロー図:ビジョンの実現のために…地域づくり、人づくり(育て)、ネットワーク

地図情報

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉課
〒932-0821 富山県小矢部市鷲島15番地
電話番号:0766-67-8605/0766-67-8606
ファクス:0766-67-8602
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。