風しんの感染に気をつけてください
平成30年7月下旬ごろから関東地方を中心に風しんの患者報告数が増加しました。平成30年は、風しん患者のうち約8割が男性で、中でも30歳代から50歳代が多いと報告されています。
これは、風しんの予防接種が、昭和54年4月1日生までの中学女子に限られていたことが影響していることもあり、妊娠適齢期の女性に限らず、男性も注意し、感染予防に努めてください。
風しんとは
風しんは、咳やくしゃみなどから感染し、主な症状は発疹や発熱です。
潜伏期間は2~3週間です。発疹も熱も約3日で治るので「三日ばしか」とも呼ばれています。
特に、妊娠初期に感染すると、胎児にも感染して先天性の心疾患や難聴・白内障などを引き起こす危険性があります。
風しんの感染予防
- 外出後の手洗い、うがい、咳エチケットなどに気をつけましょう。
- 急な全身性の発疹や発熱などの症状が現れたら、早めにかかりつけ医などに受診しましょう。
- 受診の際には、マスクを着用する、咳エチケットを守るなど、感染を広げないよう注意してください。
- 予防接種も効果的な予防策です。
「麻しん・風しん」定期予防接種の対象者は早めに医療機関で接種しましょう
第1期
1歳
第2期
小学校就学前の1年間(いわゆる年長児の間)
第5期
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性
妊婦を守る観点から
- 妊婦の夫、子ども及びその他の同居家族などの、妊婦の周囲の方
- 10代後半から40代の女性(特に、妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い方)
- 産褥早期の女性
のうち、抗体価が十分であると確認できた方以外の方は任意での予防接種を受けることをご検討ください。
※富山県では、風しん抗体検査の検査費用の助成をしています。詳細な内容等は、富山県のホームページ(参考リンク)をご覧ください。
参考リンク
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健康福祉課
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