ニシンの糀漬け

写真:ニシンの糀漬け


江戸時代から明治30年頃まで日本海運で活躍していた北前船。寄港地の一つだった越中砺波には、人や物資を運ぶ舟道として利用していた小矢部川を通って北海道からの積み荷であるニシンが大量に持ち込まれ、人々はそれを米ぬかに漬け冬の保存食としていました。近年、小矢部市農業特産物推進協議会が、伝統食であるニシンのぬか漬けに糀を加えることで風味アップと減塩に成功。現代の暮らしに合う郷土料理として伝承にも取り組んでいます。このようにして誕生した「ニシンの糀漬け」は、自家製の糀、米ぬか、唐辛子でじっくり熟成させた深みのある味が特徴です。

創り手としての想い

写真:創り手

長い歴史を持つ糀漬けを末長く残していくために日々研究し、試行錯誤しています。研究を重ねた独特の風味はそのままでも食べられます。またご飯ともよく合い、酒の肴にも好まれます。

Information

認定事業者
小矢部市農業特産物推進協議会
お問い合せ・取扱店
  • 田悟農産
    富山県小矢部市畠中町10-11
    電話/ファクス 0766-67-1521
  • 有限会社耕(たがやす)
    富山県小矢部市興法寺88-2
    電話.0766-61-3484 ファクス.0766-61-4134
  • 有限会社アグリワン藪波総合農場
    富山県小矢部市矢水町431-3
    電話.0766-61-4460 ファクス.0766-61-1333