愛犬のしつけ方教室
愛犬のしつけ方教室(参加者募集)
日時
平成27年9月26日(土曜日)、10月3日(土曜日)の2日間
いずれの日も10時〜11時30分
場所
小矢部川水辺の楽校
(国道471号線、小矢部川の島分橋下【茄子島地内】)
雨天の場合、砺波厚生センター小矢部支所に変更
内容
簡単な飼養管理の方法と基本動作(散歩など)の実技演習
対象
- 小矢部市又は近郊在住で、生後6ヶ月以上の狂犬病予防法登録犬の飼い主
- 犬同伴で2日間とも参加できる方(先着10組)
参加費
無料
申込締切
平成27年9月16日(水曜日)締切
申込、お問い合わせ先
砺波厚生センター小矢部支所 衛生予防課
〒932-0833 富山県小矢部市綾子260-1
電話番号:0766-67-1070
申込時、飼い主のご連絡先や飼い犬の困っていることなどをお尋ねします。
しつけの前に 犬とはどんな生き物だろうか
縦社会、群れ、順位、本能
- リーダーになろうとする本能は抑える
常に順位付けにより自分の地位を測っている - リーダーに従う本能を育てる
毅然とした態度により家族の中で最下位が犬であるようにする
犬にとっては意味が異なる
- 犬は家族の一員ではない。甘やかさない。
- 犬は群れの一員である。可愛がる。
- 犬は友達(対等)ではない。
- 補足 人か犬のどちらかが上位であり、対等の関係はありえない
しつけ
- しつけは訓練ではない。
- しつけは犬と家族の間の上下関係を学習させること
- 1歳~1歳半はやんちゃな時期。3ヵ月からしつけ必要
- 社会化期(生後1~3ヶ月)にいろいろ体験させ社会性を身に付ける
自動車、電車、人混み、いろんな人、他の犬
首輪
犬にあったもの。指2本分が入る程度
リード
太いものが制御しやすい。親指を通し、左手で引く
どこで飼っていますか?
室内飼い、室外飼いの統一が必要
- 玄関不特定多数の来客がある玄関は望ましくない。
テリトリーを守る(侵入者を追い払う)ため吠える
警戒心が強くなり、ストレスが溜まる - 庭先の人目につかない
ある程度のサークル(柵)内が犬にとって安心
先祖のオオカミは狭くて暗い穴蔵生活
- 大きすぎる犬小屋は落ち着かない
- 玄関先でも目隠し等で工夫できる
キャリーバック(伏せて入れ、立って十分な大きさ)が便利
移動、そうじも容易
犬小屋に入らない
中におやつ(ベート)を入れ訓練(ハウストレーニング)する
意外に難しい室内飼い
- 甘やかす場面も多く、犬は常にリーダーになろうとする
- 犬の本能に基づいた細かいルールが必要になる
Q.看板犬はよいのか?
A.特に問題はない
食事・散歩・排便
食事
- 餌を食べているときに警戒するようではダメ
- おやつ(ベート)は手にのせ、手から食べるようにしよう
投げて与えるのはよくない。拾い食いの癖になる - 食器は食後に片付けよう
いつでも餌がもらえると思ってしまう - 食事や散歩の時間を決めない
もし決めると時間が来ると鳴くクセがつく - 成犬は一日に一回の餌やりで十分
二回の場合は一回の量を減らす - 餌はドッグフードのみで十分
ビタミンは体内で生成される
散歩
- 散歩は毎日必要ない。時間も決めない。雨風時行く必要もない
犬の都合に合わせない - 家はリーダーである飼い主から先に出発する
犬が先に飛び出した場合、出発をやり直すとよい - 散歩中、マーキングや臭いを嗅がせる必要はない
犬がリーダーではないので不要
排便
排便場所は決める。外だと毎回必ず外へ連れ出す必要があり大変
食糞理由と対策
- 糞に餌の臭いや味がのこる
ドッグフードの変更 - 飼い主が叱ると、隠すために食べる
しからない正しくできたときにほめる
食糞は幼犬に見られる行動であり、特に問題はない
糞は黙ってすぐ片付ける
実践・リーダーウォーク
- 基本中の基本。できるようになると犬がぐっと賢くなる
- 飼主の歩調に合わせ、左側を歩かせる。リードを右手にしっかり持ち、左手で緩く持ってコントロール。リズミカルに張る
- しつけ用首輪(チェーンカラー左図)が有効
付け方が決まっている。訓練でのみ付ける - リードには手を通さず、親指を通す
怪我防止のため、 - 一回につき10分を目安
犬が飽きる。犬の集中力の持続する範囲 - 犬を見ない
下位の犬がリーダーを見る - 言うことをきかない場合、急な方向転換が有効
問題行動(甘噛み 引っ張り 飛びつき)
甘噛み・引っ張り・飛びつきは犬の優位行動
リーダーがしっかりすること。
人の手は噛ませない
- 大きく「痛い」という。口の中に手を入れても噛まない
- 「手はほめるためにある」
飛びつき
- 後ろを向き無視する。顔も合わせない
- ひどい場合、飛びつきの瞬間リードを下げると有効
顔なめ
母犬から離乳食をもらう習性の残り。引っ張ってやめさせる
訓練
- はじめは広く、静かなところで行うとよい
- 時間があれば毎日10分程度行う
- 家族みんなで同じ訓練をする(指示や動作を統一する)
- 犬の名前はほめるときのみ呼ぶ
- 食前の訓練は有効なので、毎回すること
- オペラント条件付け(同じ動作の繰り返しによる学習)が有効
オスワリは餌の前に訓練する
飼い主の目の高さに餌があれば、自然と目が合う
マテは距離で待たせ、徐々に距離を伸ばす
一人がリードを持ち、もう一人が「マテ」、おやつ
フセ→おやつ(ベート)で頭を下げるよう誘導
そのままおやつを引っ張る 「フセ」 おやつを与える
呼び戻し(コイ、オイデ)
マテの状態→飼い主が遠ざかる 「コイ」
犬は逃げる習性のものを追う習性があるので割と簡単
ドッグラン等広い場所に行く前には必須の訓練
しつけのワン(犬)ポイント
ふれあい
- 訓練で犬が疲れた時にすると有効。服従本能を育てる
- タッチング
リードは短く持ち、最初は横からでよい - マズルコントロール
口は犬の生命線、子犬のうちからする - たまに首輪脱着訓練する。首も敏感
飼主の心得
- 犬が興奮したときは、飼主は落ち着く
- 家族で犬に接する場合は言葉と対応を統一する
犬が混乱しないようにする - 怒るとき犬を叩くのはダメ
恐怖やストレスにより逆効果
怒り方…現行犯で怒る。目を見て「ダメ」ときつく言い聞かせる
口を押さえるのも有効 - ドッグラン、長いリードは逆効果
自由にすると本能的になる
しつけを完全に終えた犬でない限りよくない - 遊びの中でも最後は犬に負けてはならない
常に人間が上位であるようにする - 噛むおもちゃは時間を決める(例:30分)
飼い主が与える。餌前だとすぐ回収できる - 良いことをしたら餌でご褒美。徐々に減らし、ほめるのみにする
留守番訓練
- 外出時、帰宅時は声をかけない。
人:留守よろしく
犬:一人になる(分離不安) - ひどい場合、徐々に時間を長くする。
このページに関するお問い合わせ
生活環境課
〒932-8611 富山県小矢部市本町1番1号
電話番号:0766-67-1760
ファクス:0766-67-2033
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