愛犬のしつけ方教室

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ページ番号1002185  更新日 2023年3月6日

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愛犬のしつけ方教室(参加者募集)

イラスト:犬と子ども

日時

平成27年9月26日(土曜日)、10月3日(土曜日)の2日間
いずれの日も10時〜11時30分

場所

小矢部川水辺の楽校
(国道471号線、小矢部川の島分橋下【茄子島地内】)
雨天の場合、砺波厚生センター小矢部支所に変更

内容

簡単な飼養管理の方法と基本動作(散歩など)の実技演習

対象

  • 小矢部市又は近郊在住で、生後6ヶ月以上の狂犬病予防法登録犬の飼い主
  • 犬同伴で2日間とも参加できる方(先着10組)

参加費

無料

申込締切

平成27年9月16日(水曜日)締切

申込、お問い合わせ先

砺波厚生センター小矢部支所 衛生予防課
〒932-0833 富山県小矢部市綾子260-1
電話番号:0766-67-1070
申込時、飼い主のご連絡先や飼い犬の困っていることなどをお尋ねします。

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しつけの前に 犬とはどんな生き物だろうか

写真:犬の大きさでクラスを分け、講義を受ける

縦社会、群れ、順位、本能

  • リーダーになろうとする本能は抑える
    常に順位付けにより自分の地位を測っている
  • リーダーに従う本能を育てる
    毅然とした態度により家族の中で最下位が犬であるようにする

犬にとっては意味が異なる

  • 犬は家族の一員ではない。甘やかさない。
  • 犬は群れの一員である。可愛がる。
  • 犬は友達(対等)ではない。
  • 補足 人か犬のどちらかが上位であり、対等の関係はありえない

しつけ

  • しつけは訓練ではない。
  • しつけは犬と家族の間の上下関係を学習させること
  • 1歳~1歳半はやんちゃな時期。3ヵ月からしつけ必要
  • 社会化期(生後1~3ヶ月)にいろいろ体験させ社会性を身に付ける
    自動車、電車、人混み、いろんな人、他の犬

首輪

犬にあったもの。指2本分が入る程度

リード

太いものが制御しやすい。親指を通し、左手で引く

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どこで飼っていますか?

室内飼い、室外飼いの統一が必要

  • 玄関不特定多数の来客がある玄関は望ましくない。
    テリトリーを守る(侵入者を追い払う)ため吠える
    警戒心が強くなり、ストレスが溜まる
  • 庭先の人目につかない
    ある程度のサークル(柵)内が犬にとって安心

先祖のオオカミは狭くて暗い穴蔵生活

  • 大きすぎる犬小屋は落ち着かない
  • 玄関先でも目隠し等で工夫できる

キャリーバック(伏せて入れ、立って十分な大きさ)が便利

移動、そうじも容易

犬小屋に入らない

中におやつ(ベート)を入れ訓練(ハウストレーニング)する

意外に難しい室内飼い

  • 甘やかす場面も多く、犬は常にリーダーになろうとする
  • 犬の本能に基づいた細かいルールが必要になる

Q.看板犬はよいのか?

A.特に問題はない

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食事・散歩・排便

写真:餌やりもしつけのチャンスです

食事

  • 餌を食べているときに警戒するようではダメ
  • おやつ(ベート)は手にのせ、手から食べるようにしよう
    投げて与えるのはよくない。拾い食いの癖になる
  • 食器は食後に片付けよう
    いつでも餌がもらえると思ってしまう
  • 食事や散歩の時間を決めない
    もし決めると時間が来ると鳴くクセがつく
  • 成犬は一日に一回の餌やりで十分
    二回の場合は一回の量を減らす
  • 餌はドッグフードのみで十分
    ビタミンは体内で生成される

散歩

  • 散歩は毎日必要ない。時間も決めない。雨風時行く必要もない
    犬の都合に合わせない
  • 家はリーダーである飼い主から先に出発する
    犬が先に飛び出した場合、出発をやり直すとよい
  • 散歩中、マーキングや臭いを嗅がせる必要はない
    犬がリーダーではないので不要

排便

排便場所は決める。外だと毎回必ず外へ連れ出す必要があり大変

食糞理由と対策

  1. 糞に餌の臭いや味がのこる
    ドッグフードの変更
  2. 飼い主が叱ると、隠すために食べる
    しからない正しくできたときにほめる
    食糞は幼犬に見られる行動であり、特に問題はない
    糞は黙ってすぐ片付ける

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実践・リーダーウォーク

写真:チェーンカラーの付け方教習中


  • 基本中の基本。できるようになると犬がぐっと賢くなる
  • 飼主の歩調に合わせ、左側を歩かせる。リードを右手にしっかり持ち、左手で緩く持ってコントロール。リズミカルに張る
  • しつけ用首輪(チェーンカラー左図)が有効
    付け方が決まっている。訓練でのみ付ける
  • リードには手を通さず、親指を通す
    怪我防止のため、
  • 一回につき10分を目安
    犬が飽きる。犬の集中力の持続する範囲
  • 犬を見ない
    下位の犬がリーダーを見る
  • 言うことをきかない場合、急な方向転換が有効

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問題行動(甘噛み 引っ張り 飛びつき)

写真:犬の優位行動についての説明

甘噛み・引っ張り・飛びつきは犬の優位行動

リーダーがしっかりすること。

人の手は噛ませない

  • 大きく「痛い」という。口の中に手を入れても噛まない
  • 「手はほめるためにある」

飛びつき

  • 後ろを向き無視する。顔も合わせない
  • ひどい場合、飛びつきの瞬間リードを下げると有効

顔なめ

母犬から離乳食をもらう習性の残り。引っ張ってやめさせる

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訓練

写真:リーダーウォーク練習中


  • はじめは広く、静かなところで行うとよい
  • 時間があれば毎日10分程度行う
  • 家族みんなで同じ訓練をする(指示や動作を統一する)
  • 犬の名前はほめるときのみ呼ぶ
  • 食前の訓練は有効なので、毎回すること
  • オペラント条件付け(同じ動作の繰り返しによる学習)が有効

オスワリは餌の前に訓練する

飼い主の目の高さに餌があれば、自然と目が合う

マテは距離で待たせ、徐々に距離を伸ばす

一人がリードを持ち、もう一人が「マテ」、おやつ

フセ→おやつ(ベート)で頭を下げるよう誘導

そのままおやつを引っ張る 「フセ」 おやつを与える

呼び戻し(コイ、オイデ)

マテの状態→飼い主が遠ざかる 「コイ」
犬は逃げる習性のものを追う習性があるので割と簡単
ドッグラン等広い場所に行く前には必須の訓練

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しつけのワン(犬)ポイント

写真:認定証の交付

ふれあい

  • 訓練で犬が疲れた時にすると有効。服従本能を育てる
  • タッチング
    リードは短く持ち、最初は横からでよい
  • マズルコントロール
    口は犬の生命線、子犬のうちからする
  • たまに首輪脱着訓練する。首も敏感

飼主の心得

  • 犬が興奮したときは、飼主は落ち着く
  • 家族で犬に接する場合は言葉と対応を統一する
    犬が混乱しないようにする
  • 怒るとき犬を叩くのはダメ
    恐怖やストレスにより逆効果
    怒り方…現行犯で怒る。目を見て「ダメ」ときつく言い聞かせる
    口を押さえるのも有効
  • ドッグラン、長いリードは逆効果
    自由にすると本能的になる
    しつけを完全に終えた犬でない限りよくない
  • 遊びの中でも最後は犬に負けてはならない
    常に人間が上位であるようにする
  • 噛むおもちゃは時間を決める(例:30分)
    飼い主が与える。餌前だとすぐ回収できる
  • 良いことをしたら餌でご褒美。徐々に減らし、ほめるのみにする

留守番訓練

  • 外出時、帰宅時は声をかけない。
    人:留守よろしく
    犬:一人になる(分離不安)
  • ひどい場合、徐々に時間を長くする。

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このページに関するお問い合わせ

生活環境課
〒932-8611 富山県小矢部市本町1番1号
電話番号:0766-67-1760
ファクス:0766-67-2033
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。