指定文化財5(天然記念物)

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ページ番号1002992  更新日 2023年3月6日

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下屋敷の大いちい(天然記念物)

写真:下屋敷の大いちい

根本から幹が7本に分かれているいちいで、本幹は周囲1.34メートル、枝は東西に15メートル、南北に11メートルに広がっており、樹齢約200年と推定されている。

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岩抱きのけやき(天然記念物)

写真:岩抱きのけやき

宮島神社参道の右手の周囲17メートル、高さ3メートルの大岩を抱くようにして生えているけやきの木。幹囲3.6メートル、樹高約10メートル。樹齢は不明である。
宮島神社は砺波郡の延喜式内社の一つである、宮中の比売神社の本宮と伝えられる。また、境内には岩石が多く、古代の磐境(古神道において、神を祀るために社殿を建てず、岩などで囲んで神域としたもの)を今に伝えるものであり、県内でもここだけであるといわれている。

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宮島の大杉(天然記念物)

写真:宮島の大杉

幹囲6.5メートル、樹高約50メートル。樹齢約750年と推定されている。

逸話:久利須に流刑された僧都 俊寛が、観音滝に打たれながら、罪が許されて都に帰れるように祈って杉箸をさしたものが根を出し、大杉になったと伝えられており、別名「俊寛杉」とも呼ばれている。

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ぶな・うらじろがしの混生林(天然記念物)

写真:ぶな・うらじろがしの混成林

標高120メートルの低山(小白山)に寒地系のぶなと暖地系のうらじろがしが混成しているきわめて珍しい林。ぶなは亜寒帯性の落葉樹で、うらじろがしは亜熱帯性の常緑樹である。

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ぶなの天然林(天然記念物)

写真:ぶなの天然林

標高250メートルの低山帯に亜寒帯性の植物であるぶなが自生している珍しい林。
源平倶利伽羅古戦場一帯は、ぶなの他にアカシデの木も多く、江戸時代に八講布の染料として使われた灌木のツクバネも自生しており、植生上、貴重な場所である。

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大清水のあしつき(天然記念物)

写真:大清水のあしつき

周囲150平方メートルほどの池の中に、寒天状で濃緑色の藻「あしつき」が自生している。
あしつきはジュズモ科の一種で和名を「あしつきのり」といい、日当たりのよい13〜14℃前後の清冽な流水の石に附着する。環境の変化による増減が著しいため、学術上貴重である。
万葉集に収められている大伴家持の和歌「雄神河くれなゐにほふ少女らし葦附採ると瀬に立たすらし(見渡すと雄神川では赤裳の色が水に映じて、紅の色が美しく映えている。あれは少女らが葦附を採るとて、川の瀬に下り立っているらしい)」に登場する。

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日吉社の大杉(天然記念物)

写真:日吉社の大杉

日吉社境内にある4本の立山杉で、樹齢は約400年である。

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末友のハッチョウトンボと生息地(天然記念物)

写真:ハッチョウトンボ(メス)
ハッチョウトンボ メス

ハッチョウトンボは主にアジア南部、台湾、日本では青森県以南に生息する学術上貴重なトンボである。また、この地区は湿地帯植物の繁殖地でもあり、他のトンボ類も多数生息している。
日本で生息する不均翅類の中では最も小型なトンボで、体長は約2センチメートル程度である。雄は未成熟期は橙色だが、成熟すると紅赤色となり、斑紋はほとんどない。雌は腹部が太く、褐色と黒色や黄色の斑紋がある。


写真:ハッチョウトンボ(オス)
ハッチョウトンボ オス

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田川の貝化石(天然記念物)

写真:田川の貝化石

稲葉山の南東山麓の田川地内から出土する笠石とよばれる、うにの一種カシパンウニの化石。約1200万年前から100万年前までに生じた地層の化石で、露頭からは堆積状況が観察できる。その他エゾボラ、エゾタマキガイ、ヨコヤマホタテなど30種類の化石が採集されている。

逸話:笠石の名は古くから知られており、宮永十左衛門の著書「春の山路」の中に、「大和本草拾遺」という書物には笠石のことを和名エンサヒトデ、「さくら貝」「はすの葉貝」として石見国(島根県)と越中にのみ出土すると記されている、と書かれている。

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