名誉市民

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ページ番号1001650  更新日 2023年11月14日

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大谷米太郎氏(明治14年7月24日生 小矢部市水落出身)

写真:大谷米太郎氏

少年時代は、家が貧しく小学校へも通うこともできず、31歳で上京後、いろいろな仕事を経験しながら相撲界に入門し、巡業で全国をまわり見聞を広めました。

ケガで引退後、酒の小売りを経て、ロール製造の下請け会社(後の大谷重工業)を始めました。関東大震災、太平洋戦争の苦難を乗り越え、会社を大きく発展させました。

その後、ホテルニューオータニ、東京卸売センター(現TOC)など鉄鋼・ホテル・流通業の分野で事業に成功し、大きな業績を残しました。

大谷竹次郎氏(明治28年4月27日生 小矢部市水落出身)

写真:大谷竹次郎氏

少年時代は、小学校卒業後家事や農業を手伝ったり、車引きをしていました。18歳で兄米太郎を頼り上京し、相撲界に入門しました。引退後、兄の仕事を助け、協力しながらロール製造の下請け会社(後の大谷重工業)を、関東大震災、太平洋戦争の苦難を乗り越え大きく発展させました。

その後、昭和電極(現SECカーボン)、大谷製鉄など鉄鋼関連の分野で事業に成功し、大きな業績を残しました。

兄弟での名誉市民(二人の功績)

写真:2人の生家

2人とも報恩の念に強く、自分の資産を地域社会や郷土に対して寄付という形で還元されており、「市庁舎」建設への寄付をはじめ、「石動小学校」や「大谷小学校」建設への寄付など自分の境遇を思い教育関係へも多額の寄付をされました。

現在も、2人の郷土を思う心は、大谷家の人々に引き継がれています。

大谷勇氏(大正9年12月9日生 竹次郎氏の子)

写真:大谷勇氏

大谷竹次郎氏の子として、小矢部市を愛し、小矢部市民プールや大谷中学校、クロスランドおやべの建設、また、大谷文庫の整備、二宮尊徳像の建立等に多額の寄付をされるなど物心両面から小矢部市の社会文化の興隆や公共の福祉の増進に寄与されました。

その功績をたたえ、平成24年8月1日の小矢部市制施行50周年記念式典において父竹次郎氏に次ぐ、小矢部市で3人目となる名誉市民の称号が贈呈されました。

SECカーボン株式会社名誉会長、大谷製鉄株式会社代表取締役会長などの要職を歴任されるとともに、財団法人大谷教育文化振興財団理事長を務めるなど、子どもたちの教育文化の振興にも多大な貢献をされました。

西田東作氏(大正14年11月27日生 小矢部市津沢出身)

写真 西田東作氏

戦後間もない昭和25年に、株式会社ゴールドウインの前身である津澤メリヤス製造所を創業して以来、社業の発展に努め、昭和39年開催の第18回東京オリンピックにおいて日本代表の競技ユニフォームを手掛けるなど、国内有数のスポーツウエアメーカーにまで発展させました。

創業の地である小矢部市を広く知らしめるとともに、小矢部市の産業の振興と雇用の拡大、市民所得の向上等、公共の福祉の増進に多大な貢献されました。

令和5年10月3日に、小矢部市で4人目となる名誉市民の称号が贈呈され、小矢部市役所で行われた贈呈式にはご遺族の西田明男氏が出席されました。

このページに関するお問い合わせ

企画政策課
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