ごみの野外焼却(野焼き)は止めましょう
野焼きは重大な犯罪です!
野外焼却の禁止
野外でゴミを燃やすことは一部の例外を除いて、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」第16条の2の規定により原則禁止されています。
違反すると、5年以下の懲役、若しくは1,000万円以下の罰金または、その両方が科せられます。なお、法人の場合は3億円以下の罰金が科せられます。
平成13年にダイオキシン等化学物質発生の抑制のため「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」が改正され、ダイオキシンが発生しない仕組みの構造基準適合炉以外での焼却が禁止されました。
これにより簡易焼却炉(ドラム缶、ブロック製の炉など)の使用も法律違反になります。
ごみ焼却炉の構造基準
使用が認められているごみ焼却炉の構造基準については次のとおりです。
- 煙突先端以外から外気に燃焼ガスがもれないこと
- 黒煙を排出しないこと
- 燃焼に必要な量の空気の通風が行われていること
- 燃焼温度が 800℃以上であること
- 助燃バーナーが設置してあること
- 燃焼室に温度計が設置してあること
- 投入口に二重扉等が設置してあること(逐次投入方式の場合)
風呂炊き窯、薪ストーブについては、ごみ焼却炉にあたりませんので、使用することは可能ですが、ごみを燃やすことは禁止です。
また、焼却炉の規模によっては、大気汚染防止法又はダイオキシン類対策特別措置法の規定により、県に届出が必要な場合があります。
ダイオキシンとは
物質が燃焼する際に、有機塩素化合物が発生します。この中にダイオキシンが含まれています。
毒性は、青酸カリやサリンよりも強力とされています。
体内に蓄積、濃縮することによって発ガン性、催奇形性(子孫に奇形をつくる)、生殖・免疫機能への悪影響が報告されています。
ダイオキシンは800℃以上での燃焼では発生しないとされており、300〜500℃の燃焼により発生します。
この温度がまさに野外焼却の温度なのです。
野焼きは法律で禁止されています!
野焼きは苦情の原因になるだけでなく、家屋や山林に燃え広がり火災につながるおそれもあるので、ごみは正しく分別して指定された日にごみ収集場所へ出してください。
チラシ内容
- 野焼きの具体例
- 実際に住民から寄せられた声
- 罰則
- 野外焼却(野焼き)Q&A
環境と健康を守るために
燃やさずに…
せん定枝、枯れ草などは環境センターに持込みましょう!(10キログラムあたり100円)
3袋以内であれば地区のステーションに出すことも可能です。
容器包装、ペットボトル、空き缶は積極的に資源ごみとしてリサイクルしましょう!
一人一人が地球温暖化の防止、ダイオキシン類の抑制のため、野外焼却の禁止、ごみの分別・減量化の推進に取り組むことが大切です。
添付ファイル
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このページに関するお問い合わせ
生活環境課
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