小矢部市の冬の生活はどんなものですか?

回答

富山県の冬の状況と、生活のポイントをまとめました。

2日に1日は雪が降ります(12月~2月)

富山県(小矢部市)は、いわゆる日本海側気候の影響を受け、冬期間に降雪がある地域です。
市内でも平野部は比較的積雪量が少ないですが、一部山村部で積雪が増えます。初雪は11月中にみられることがありますが、積雪となるのは12月に入ってからが多くなっています。さらに12月の下旬から2月の中旬頃までは、本格的な降雪期となります。
1月は、降雪日数が19.1日、積雪日数が21.7日となっており、この時期の約3分の2にあたる期間が雪となります。
また、1日に降る最大降雪量も29cmと一気に多くの積雪となることがあり、最も積雪が多くなる時には50cmを超えることがあります。
ただし、積もった雪は天候が和らぐと解け、降雪があるとまた積もるということを繰り返します。

コートや傘が必要です。

最低気温が氷点下になることもあるため、防寒着やコート類が必要となり、手袋やマフラーも体を温めてくれます。
ただし、防寒着やコート類も特段の寒冷地仕様である必要はなく、ごく一般的なもので十分です。
また、変わりやすい天気になることが多く、朝には雪が降っていなくても、昼過ぎや夕方に降雪となる場合もあるため、傘を持参することが多くなっています。
特に、急な降雪となる時には風が強くなることが多いため、傘は寒風から身を守ってくれることもありますので、冬の富山では傘は手放せなくなっています。
また、北陸の雪は水分を多く含むため、衣服が濡れることが多く、上着には撥水性の高い素材を使用すると早く乾くので便利です。

長靴が便利です。

歩道に積雪がある場合や、消雪用の水がたまっていることがありますので、長靴が便利です。(又は防水性の高いブーツなど)。
長靴は保温性にも優れ、除雪作業の際にも欠かせませんので、直前にあわてないように11月中には準備するようにしましょう。
また、長靴などが濡れた時は、新聞紙を中に入れて湿り気をとる方法があります。

早めに出かけましょう。

通勤・通学など屋外を歩く時は、凍結や硬く踏み固められた積雪による転倒、消雪装置の水などがかからない様に注意しましょう。
一方、建物や看板など上方からの落雪にも注意する必要があります。
また、雪が降り続くと公共交通機関のダイヤが乱れやすくなりますので、通常よりも早めの出発に心がけましょう。
ほとんどの小学校では、集団登校を実施していますので、集合場所や時間を確認して、安全に登校しましょう。
特に、降雪時には視界が悪くなることや周囲の音が聞こえにくいことがありますので、歩行時には十分に注意しましょう。

写真:牧場から見えるきれいな雪景色

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